たまに、パンデイロのグリップ部分がどうなってるのか訊かれるのでちょっと紹介を。
まぁ、紹介といってもこのやり方は結構前からあるらしく、私はマルメラーダの阿部さんがやってるのを見て、やってみてます。
「コレ何?」と訊かれるのは赤いとこ
写真の3つのパンデイロに貼り付けてある赤いものが何かといいますと、卓球ラケットに使うラバーで、種類は「粒高」(昔は「イボ高」ってよく言ってた気が)というヤツです。
ラバーの値段は1枚千円ちょい。
といっても、セール中の卓球専門店の割引対象になってる物の中で一番安いのを選んだんで、定価はもうちょいするかと。
あと、東急ハンズにも売ってまして、そっちは1枚のサイズがこれより大きくて6~700円てとこです。ハンズのは粒粒がこれより細かくて、厚みも薄かったかな。
粒粒の部分が手や指先にもひっかかりやすいし、汗で滑ったりもしにくくなるんで、自分では結構気に入ってます。あんまり握ってると、手のひらに粒粒のあとがついたりしますんで、人によってはちょっと痛いかもしれませんが(笑)。
外側から見るとこんな感じ
一枚目の写真と二枚目の写真を見るとわかるかと思いますが、斜めに切れ込んでたりして綺麗な長方形になってない部分があるのは、単に一枚のラバーから何とか三台分まかなってやろう、と足掻いたためです(笑)。
基本的に手と接触する部分にラバーが貼ってあればいいので、私はこの状態で特に問題なし。
ちなみに、ラバーは剥がし易いタイプの両面テープで楽器に貼り付けてます。
理由としては、気に入らなければすぐ剥がせるということと、何より剥がした時に楽器に粘着物質や跡が残るのが嫌だったため。
作業中の写真とか撮っておけば、分かりやすかったですね。
真ん中に貼っつけてあるのがミュート
ついでにパンデイロのミュートも。
まぁでもミュートについては、せいぜい「スザーノみたいにテープ貼ってミュートしないの?」と昔言われたことある位で、やり方とか訊かれたことありませんが(笑)。
写真のパンデイロの真ん中にぺちょっとくっついてる粘着ラバーがミュートの役割してます。
ハンズで偶然見かけて試しに買ってみたブル・タックという、オーストラリアの会社の製品らしいです。
スザーノが練り消しみたいなのを使ってるのもあって試してみたんですが、結構使いやすい感じですね。
ミュートなんて好みだし、やってもやんなくてもいいやと思ってるんですが、プラスチックヘッドのビョンビョンした音の成分があまり好みでないのでプラヘッドのパンデイロにはミュートつけてます。
スラップの高音もミュートされるんでそこが悩ましいとこなんですが。
ちなみに、皮ヘッドのパンデイロは基本的にはノーミュートで使ってます。
どうしても低音補強したい時には、写真のプラヘッドのパンデイロに付いてるミュートの半分か四分の一位の量をつけることにしてます。
使ってる楽器が薄い皮のヘッドなんで、ミュートの量が多いと簡単に音が止まるんですよね。
以上、たまに訊かれる自分のパンデイロの仕様でした。
ただ私の楽器の場合、基本的に音に影響する部分は買った時のまま何もいじってないため、所謂「どノーマル」な状態なんですよね。
ですんで、カスタマイズという点で知りたい方にはかなり物足りない紹介だったかと思います。